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勝岡夫妻
おこしやす
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お宮参り 男の子用の着物はどんなものが良い?

お宮参りの際には、赤ちゃんは男の子でも女の子でも着物を着てお参りすることになります。
伝統的なスタイルでは白羽二重の着物の上に祝い着を着ていましたが、近年では白羽二重の着物の代わりに白いベビードレスを着て、祝い着を着るというスタイルを選ぶ過程が増えてきています。
手軽で赤ちゃんの体温調節もしやすいというのがその理由となっています。

お宮参りの着物が時代に合わせて簡素化されたとしても、やはり祝い着は必要になります。以前は紋付のものが多かったのですが、近年では性別に合わせた色や柄のものが人気となっています。

男の子の場合「男の子らしく凛々しくたくましく、そして元気に育ってほしい」という願いもあることから、兜や軍配と言った五月人形でもおなじみになっているものや、龍や虎、鷹といった強いイメージがある動物の柄のものが人気となっています。色は黒やブルーが主なものですが、グリーンやシルバーなどの色もあります。宝船や富士山、末廣といった日本伝統の縁起が良い柄も人気となっています。

男の子のお宮参り用の着物の特徴は、家紋が入ることです。
両胸2か所と背中1か所、両袖の裏側2か所の合計5か所に家紋を入れる「五つ紋」が一般的で、将来、その家の主となる男の子が母方の家紋を使うということは、他の家の家紋を使うということになってしまうため、この場合には父方の家紋を入れることになります。女の子の場合には家紋を入れないか入れても一つ紋になります。